占い入門その４

占い入門その４目次とリンク

ふたつの運命の違い

運勢、変えることができる運
宿命、変えることができない運
運勢をよくする４つの方法
運勢をよくするその１運の良い人や物と同調する。
運勢をよくするその２自分の心を知り、強め、広げる。
運勢をよくするその３身のまわりを変える。
運勢をよくするその４環境を変える。
追記：仲屋風水デザインでできる、運勢アップの占いと風水

ふたつの運命の違い

古代の遺物文様には太陽や卍が描かれています。

何かよいことが起きたとき、人はそのめぐり合わせを「運が良い」、「ラッキーだ」といって喜びます。
運というのは、おおまかに2種類あり、自分でめぐり合わせを変えることができる運と、変えることができない運に分かれます。
また、めぐり合わせをただの偶然ととらえるか、必然ととらえるかの違いだけでも、その人の運は変わっていきます。
みなさんは、運命は偶然か必然か、どちらで考えると運が良くなるかご存じですか？実は、どうとらえるにしても、心に憂いや迷いのない方が運が良くなります。
人の心や頭の働きは、昔から今までおおむね同じような作りになっています。「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、にたような人同士が集まります。明るい人は明るい場所を好み、暗い人は明るい場所を嫌います。
それでは、先ほどあげた2つの運、「変えることができる運」と「変えることができない運」の違いをみていきましょう。

運勢、変えることができる運

変えることができる運をここでは「運勢」と呼びます。
運勢には、たとえば持って生まれた好みの傾向や、常の心の状態、記憶力や考える力、それから人間関係の傾向、トラブルに巻き込まれる傾向、金運の傾向、パートナーの傾向などがあります。
これらのものは、自分の心を知ることで、変えることができます。どのように知れば運勢が良くなるのか、その方法は後にあげる「運勢をよくする方法」で説明します。
人の努力やある種のノウハウによって変えられるものが運勢といえます。

宿命、変えることができない運

人が最後に老いて死ぬことは変えることができません。そういった、人が平等に持っている運のことを「宿命」と呼びます。
宿命はその他、自分の生まれた環境などがあります。これも変えることはできません。お金持ちの家に生まれるか、貧乏人の家に生まれるかは、自分ではどうすることもできないことだからです。
また、親子関係のように、小さな子どもは自分で親を変えることはできません。
いったいどこまでが「宿命」で、どこまでが「運勢」であるのか、いったい運命は変えることができるのかできないのか、できるのならその線引きはどこか、これらのことは昔から今まで世界中で色々な意見や論争があり、今にいたるまではっきりとその答えは出ていないのが現状です。

運をよくする４つの方法

運勢をよくする前に、自分の運の状態が良いのか悪いのかを知る必要があります。運が悪いときには誰でも似たような傾向があります。以下の状態が複数あるかどうかをチェックしてみてください。

自分の思いどおりにことが進まない。
タイミングがいつも悪い。
不満が多く、怒りっぽい状態が続いている。
良くないことが起きると誰かのせいにする。
まわりとトラブルが続く。
必要以上に消耗する。
お金がいつも足りていない。
仕事がうまくいかない。
学問がはかどらず、成績が悪い。
何度も事故にあう。

これら調子の悪い状態は、運気が衰えている兆候です。このようなときには、もうダメだとあきらめてしまわないで、運気を改善することです。それでは次に、どうやって運をよくするのかを見ていきましょう。

運勢をよくする方法その１運の良い人や物と同調する。

運の良い人と一緒に話をしたり、行動を共にすることで、自分の運も良くなります。運の良い人のそばにいると、自然にその影響を受けて運がよくなっていくからです。
いわゆる本物の「あげまん」と呼ばれる人は、運の良い女性です。
ただし、運の良い人に嫌われないように注意すること。しつこくしないこと、いつも自分の気分をよくすることがそのコツです。
また、特殊なやり方として、運の良い人の代わりに運の良い物を身につけるという方法もあります。
これは運の良い人と一緒にいるとその影響を受けてしまうという理屈と根本的に同じです。縁起の良い物、気持ちが落ち着いたり、気分が晴れて元気になったりする物を身につければ、面白いように運がよくなることがあります。
なお、これらを専門的に考えると、五常の「礼」にあたる方法になります。

運勢をよくする方法その２自分を知り、強め、広げる。

心の迷いをはらうことは、運をよくすることに通じます。
たとえば自分の得意なことを知り、それだけを続けると運は次第に強くなっていきます。
自分の短所と長所を考えたとき、人はたいてい短所のほうをより多く答えてしまいます。
これは人類が生き残るために備わった危機回避の能力であり、文明が発展し栄える元になった能力ですが、運をよくするためにはまず自分の長所を知り、長所だけをのばすことに力を注ぐほうが良いのです。
苦手の克服は、得意なことよりも数倍の努力が必要になります。開運には、苦しい努力より楽しい努力をすすめます。
なお、心の迷いを払うためのヒントとして、ホームページの「五常カード読み取りヒントページ」に35種類の方法が解説してありますので参考にするとよいでしょう。

運勢をよくするその３身のまわりを変える。

知らない間に、誰もが当たり前のように運をよくする方法をおこなっていることがあります。
そのひとつが身のまわりを変えるという方法です。
髪の毛をカットしに行くこと、お洋服や靴を新調すること、お化粧すること、また、毎晩の入浴も運をよくする方法です。
古代では入れ墨や装飾品なども、運をよくするために身につけられていました。
運をよくするという視点から見てみれば、お化粧、眉毛の入れ墨、ツケぼくろ、ウィッグ、整形手術、すべて運に関係してきます。
たとえば今若い女性の間でよくつけられてる黒目が大きく見えるコンタクトレンズがありますが、実はこれは人相学的に見ると異性運を下げ、寂しい思いをしてしまう悪相になってしまいますのでおすすめしません。
反対に、眉毛と眉毛の間を広く取ることは、大らかで寛容な人相となりますので、これはたいへん良相となります。
なお、眉毛に関しては、人相学では最も運気を変えやすい開運法として、昔から盛んにアドバイスされています。
一般的な眉毛の相は以下のようになります。

太い眉・・・太く濃い眉は、気性も運も強くなる相。我を通しがちで気配りに欠けるという反面もみられます。
太く、薄い眉・・・自己主張は激しいが、内向的になる相。そのため、よく言えば内に闘志を秘めるタイプ、悪く言えば陰険なタイプになるといわれています。
細い眉・・・細くて濃い眉は気配りが行き届き、優しく世話好きとなる相。ただし、線が細くなりすぎると神経質な面が強く出てしまう。手首だけで描かれたような勢いの眉毛も気むずかしい相となる。
薄く、細い眉・・・お節介でおしゃべりが強くなる相。細い眉は濃く描くのが良相。
一文字の眉・・・積極的で強い勢いの相。頭の回転の速さや、行動力の早さが出る相。社会的には成功するといわれている。我を出し過ぎないよう注意が必要。
八の字眉・・・人の良さとゆるさがあらわれる相。あきらめが早く、根気が続かない相とされるので気の強すぎる人には良いかもしれません。
逆八の字眉・・・野心家の相。意志の強さと言行一致の力強さをあらわす相。我が道を行きものごとを完遂する反面、他人を信頼する力に欠けるとされています。
三日月眉・・・穏やかで優しく想像力豊かな貴人の相といわれています。その反面、決断力に欠け何ごとも煮え切らないような性格であるといわれています。

眉による開運法は、自己主張の強い人は弱める眉を描き、反対に弱い人は強い眉を描くとバランスし、運がよくなります。ゆるい性格の人は眉と眉の間を狭めにし、大らかさを求めるのであれば広めにするとよいでしょう。
また眉の他に、専門的な開運法にはなりますが、その人に合ったネイルや洋服の色などを身につけることでも運をよくすることが可能です。

運勢をよくするその４環境を変える。

いよいよ最後の方法になりますが、それは環境を変えてしまうという方法です。
環境を変えることは大きく運に左右します。
引っ越しなどの移転によって、大きく運が開いたという話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ただ、引っ越しは一生のうち中々できるものではありません。
引っ越しとまではいかなくとも、他にも環境を変え、運をよくする方法がいくつかあります。

１．最も簡単な方法「お掃除」

ホコリや汚れを払い、お部屋を綺麗にすることはとても簡単で効果的な環境の改善方法です。
掃除が苦手な人は、少なくともトイレなどの水回りを綺麗にするか、玄関を掃除します。
それも苦手な人は、床に物を置かない（床の上の物をテーブルなどの上に移動させる）だけでも運気が改善されます。

２．吉方取り

専門的になりますが、良い方位へ移動して、そこで2時間から1泊の間、滞在します。
これを何度か繰り返すことで運をよくします。
滞在時間は最低でも15分、距離は最低でも5キロ以上は離れて欲しいところです。気学（きがく）や奇門遁甲（きもんとんこう）など、吉方位取りが専門のような占いもあります。

３．風水を整える

これも専門の技術が必要です。
さまざまなアイテムを駆使して環境を整え運をよくする方法です。一般的なイメージの風水では、玄関に置く物や、間取り、カーテンの色などが気になるところですが、その他にも水槽や植物、擬宝珠（ぎぼし）、鏡など流派によって使うアイテムやそれらの重要度が違ってきます。
風水術は色々ありますが、今世界でもっともメジャーな流派は大きく3つに分かれます。

形勢派・・・建物や建物まわりの形から吉凶を読み取る風水術（相占）。
八宅派・・・建物の出入り口などから吉凶を読み取る風水術（相占）。
玄空派・・・建物の落成日から吉凶を読み取る風水術（命占）。

風水術にはそれぞれ歴史があり、技術も細分化されています。いわゆる風水師と呼ばれる人は、これら3つの流派のどれか、あるいは3つのすべてを勉強します。個々の風水師によって技の得手不得手があります。
なお、では仲屋風水デザインでは卍易（まんじえき）という風水術があり、卜占によって建物や住む人の吉凶を読み取ります。これは、かつて失われた風水術といえるものです。

追記：仲屋風水デザインでできる、運勢アップの占いと風水

4つの運をよくする方法をお伝えしましたが、この章の最後に、仲屋風水デザインでできる開運方法を宣伝させて下さい。興味が無ければ読み飛ばしてくださいね。

運の良い人や物と同調する・・・自分自身にとって、今何がもっとも運をよくするのか、占いによって開運アイテムを知ることができます。個人によって運気の状態は違ってきますので、それを古代の方法によって調べます（Bコース）。
自分の心を知り、強め、広げる・・・心の全体がどのようにつながっているのかを、古代の人はシンプルにまとめ上げており、それを五常（ごじょう）といいます。仲屋風水デザインでは、五常のしくみを学ぶ教室があります。
身のまわりを変える・・・今現在の自分にとって必要な色や、開運するためのラッキーカラーを調べることによって、より本格的に身のまわりを変え、運をよくします（A～Cコース）
環境を変える・・・家や建物の中から環境を変えることは、強く運をよくする方法です。仲屋風水デザインでは、吉方位取り（Bコース）の他、建物内の間取りを観て、特別な方位に置くアイテムを調べ風水をバランスさせて整えます（Cコース）。

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