家相風水、形勢派について

形勢派は、らん頭(とう)派とも呼ばれる風水の一流派です。形勢化煞、形勢化殺(けいせいかさつ)ともいいます。化煞、化殺(かさつ)とは建物や道、水路などの形から風水の吉凶を読み取り、煞気、殺気(さっき)があればそれをそらし、無効化する方法を用います。
これらの情報は、城の建て方や家相術として古くから私達の国にも伝わり、独自の発展をとげています。
形勢派は、まず見た目から吉凶を判断しますので、「相」術のひとつです。形勢派は見た目とその方位から凶意を読み取って化煞しますので、ダイレクトで分かりやすいのが特徴です。
形勢派の風水書は書店などに多く見られますので、何冊か集めればかなり情報を拾うことができます。ただし、どの書物にも化煞法がほとんど紹介されていないことが物足りなさを感じさせます。しかしそれには理由があります。誰もが知りたがるその化煞法こそが情報の肝(きも)だからです。少ない言葉からなるそれらの化煞法は、風水師がとても大切にしていますので決してたやすく教えないのですね。
と、いうわけで、興味のある方に肝を伝えるべく、今回新しく形勢派と家相を組み合わせ、家相風水術の教室をスタートすることにしました。
これらの情報は、城の建て方や家相術として古くから私達の国にも伝わり、独自の発展をとげています。
形勢派は、まず見た目から吉凶を判断しますので、「相」術のひとつです。形勢派は見た目とその方位から凶意を読み取って化煞しますので、ダイレクトで分かりやすいのが特徴です。
形勢派の風水書は書店などに多く見られますので、何冊か集めればかなり情報を拾うことができます。ただし、どの書物にも化煞法がほとんど紹介されていないことが物足りなさを感じさせます。しかしそれには理由があります。誰もが知りたがるその化煞法こそが情報の肝(きも)だからです。少ない言葉からなるそれらの化煞法は、風水師がとても大切にしていますので決してたやすく教えないのですね。
と、いうわけで、興味のある方に肝を伝えるべく、今回新しく形勢派と家相を組み合わせ、家相風水術の教室をスタートすることにしました。
おさらい、形勢派の煞気は五行の形にならう

基本的に、形勢派の煞気は五行の形に準じています。
木・・・長方形(あるいは木が伸びている形)
火・・・三角形(あるいは火が燃えさかっている形)
土・・・四角形(あるいは平ら)
金・・・丸形(あるいはお椀形)
水・・・波形(あるいはボコボコしている形)
例えば、直線は長方形ですので木煞になります。木が伸びているような形ですね。直線道路の突き当たりには煞気があたります。直線のどんつきにある建物を木煞の建物といいます。
木煞を化煞するには金を用います。金の形は丸形ですので、木煞の建物の煞気部分に上が丸くなったアーチの門を作って化煞するといったように。五行の関係でいえば金剋木ですね。
木・・・長方形(あるいは木が伸びている形)
火・・・三角形(あるいは火が燃えさかっている形)
土・・・四角形(あるいは平ら)
金・・・丸形(あるいはお椀形)
水・・・波形(あるいはボコボコしている形)
例えば、直線は長方形ですので木煞になります。木が伸びているような形ですね。直線道路の突き当たりには煞気があたります。直線のどんつきにある建物を木煞の建物といいます。
木煞を化煞するには金を用います。金の形は丸形ですので、木煞の建物の煞気部分に上が丸くなったアーチの門を作って化煞するといったように。五行の関係でいえば金剋木ですね。
形勢派を他流派に組み合わせる

形勢派の風水観法は、他流派の風水術に組み合わせることができます。
仲屋風水デザインでは、卍易で建物の風水をチェックしたときに家相風水としてその技術を組み合わせて使います。
当然のようにコインの結果と家相の結果がぴったり当てはまることもよくあります。
その場合、煞気をそらす家相術も用いますし、卍易の風水変法も用います。両方使えばより効果的なのです。
また、他流派の化煞法や霊感の祈祷術などを用いてもなお、災いの力が強い場合、形勢派の化煞法が効果的なケースがよくあります。
もちろん、その逆もあります。相性のようなものがあるのが不思議です。そして、他流派の方法を尊重することで、私たちはそれぞれが学んだ風水術をより効果的できめ細やかなものにすることが可能です。
どのような流派にも合わせることができる家相風水術は、非常に使い勝手の良い相術です。
仲屋風水デザインでは、卍易で建物の風水をチェックしたときに家相風水としてその技術を組み合わせて使います。
当然のようにコインの結果と家相の結果がぴったり当てはまることもよくあります。
その場合、煞気をそらす家相術も用いますし、卍易の風水変法も用います。両方使えばより効果的なのです。
また、他流派の化煞法や霊感の祈祷術などを用いてもなお、災いの力が強い場合、形勢派の化煞法が効果的なケースがよくあります。
もちろん、その逆もあります。相性のようなものがあるのが不思議です。そして、他流派の方法を尊重することで、私たちはそれぞれが学んだ風水術をより効果的できめ細やかなものにすることが可能です。
どのような流派にも合わせることができる家相風水術は、非常に使い勝手の良い相術です。
建物と道路の関係から吉凶を読みとる

家相風水を使った判断法として、最初は建物と道の関係を必ず見ます。
道路からの煞気がやって来てはいないかをチェックすることは最も重要です。
また、道路からの煞気をチェックすることはあっても、水路を見逃すケースがよくありますので、忘れずに水路の有無もきちんと確認することです。
家相風水術に慣れて来ると、お話を伺うだけでおおよその災いの原因が分かったり想像できたりします。
例えば、あるマンションでは、次々と不可思議な災いが続き困っているというお話がありました。1Fに災いが重なりますので、おそらく暗渠(あんきょ。トンネルのようになった水路のこと)がありませんか?と、聞けば、海の方にながれているかもしれませんとのこと。お話を聞くだけで、おそらく災いを受けた人は心臓に良くないことがあったのでは?と聞けば、その通りですとのことです。
マンションのような巨大な建物でも暗渠の力は恐ろしく、また、なぜ心臓に災いが続くのかの理由も家相風水教室で紐解くことができます。教室に来られた際にはどうぞ忘れずにご質問ください。
道路からの煞気がやって来てはいないかをチェックすることは最も重要です。
また、道路からの煞気をチェックすることはあっても、水路を見逃すケースがよくありますので、忘れずに水路の有無もきちんと確認することです。
家相風水術に慣れて来ると、お話を伺うだけでおおよその災いの原因が分かったり想像できたりします。
例えば、あるマンションでは、次々と不可思議な災いが続き困っているというお話がありました。1Fに災いが重なりますので、おそらく暗渠(あんきょ。トンネルのようになった水路のこと)がありませんか?と、聞けば、海の方にながれているかもしれませんとのこと。お話を聞くだけで、おそらく災いを受けた人は心臓に良くないことがあったのでは?と聞けば、その通りですとのことです。
マンションのような巨大な建物でも暗渠の力は恐ろしく、また、なぜ心臓に災いが続くのかの理由も家相風水教室で紐解くことができます。教室に来られた際にはどうぞ忘れずにご質問ください。
建物の張り欠けと家相

屋内で最初に注意するポイントは、張り欠けです。
張りの下で寝ている場合や、マンションで寝室に柱がボコッと出っ張っている場合、これらはすべて張り欠けとなり煞気を生みます。
煞気に対処する方法を化煞法と呼びます。
また、張り欠けに関しては形勢派よりも日本で発展した家相の方がより詳しいです。
張り欠けが良くないという形勢派の情報が日本にやって来た大昔に、少ない情報からより精密に自国の風土に合わせて研究発展してきたのが家相です。
例えば形勢派には汚臭乾宮という考えがありますが、家相では乾宮だけではなく、正宮すべてを忌むべき方位として考えます。輸入したものをより精密に発展させる、なんとも日本らしい感じがします。もちろんこういったことはあまり知られていないのが現状です。
家相風水のテキストにはもちろん家相も組み合わせています。
張りの下で寝ている場合や、マンションで寝室に柱がボコッと出っ張っている場合、これらはすべて張り欠けとなり煞気を生みます。
煞気に対処する方法を化煞法と呼びます。
また、張り欠けに関しては形勢派よりも日本で発展した家相の方がより詳しいです。
張り欠けが良くないという形勢派の情報が日本にやって来た大昔に、少ない情報からより精密に自国の風土に合わせて研究発展してきたのが家相です。
例えば形勢派には汚臭乾宮という考えがありますが、家相では乾宮だけではなく、正宮すべてを忌むべき方位として考えます。輸入したものをより精密に発展させる、なんとも日本らしい感じがします。もちろんこういったことはあまり知られていないのが現状です。
家相風水のテキストにはもちろん家相も組み合わせています。
青龍と白虎、君子南面す。

「君子は南面す」という言葉があります。
簡単に言えば、方位に関係なく、家に向かって右を青龍とし、左を白虎とする考えです。
青龍と白虎を比べたとき、青龍の占める面積が広い方が安定します。これは、玄関の位置を真ん中として見た時のお話です。
しかし、現実には白虎が広い建物もあり、白虎が広ければ良くないかといえばそういうことでも無く、いわゆる血神(けつじん)づいた仕事の場合、反対に白虎が広い方が風水的には吉となります。
では、そうじゃない人が白虎の強い家に住んでいるとしたら、どのように対処すれば良いのか?そのような問題も家相風水教室ではシンプルに解決していきます。
簡単に言えば、方位に関係なく、家に向かって右を青龍とし、左を白虎とする考えです。
青龍と白虎を比べたとき、青龍の占める面積が広い方が安定します。これは、玄関の位置を真ん中として見た時のお話です。
しかし、現実には白虎が広い建物もあり、白虎が広ければ良くないかといえばそういうことでも無く、いわゆる血神(けつじん)づいた仕事の場合、反対に白虎が広い方が風水的には吉となります。
では、そうじゃない人が白虎の強い家に住んでいるとしたら、どのように対処すれば良いのか?そのような問題も家相風水教室ではシンプルに解決していきます。
インド式風水術にも使われる卍

形勢派の古法(こほう)には、卍を用いた化殺法があります。
現在でも、インドの風水術のひとつとして卍は用いられています。
その方法は、建物の境界線上に卍を描くというもので、古代魔術の残り香がふんわり漂います。
さて、話は変わります。道祖神(どうそじん)の代わりにもなっている地蔵尊(じぞうそん)ですが、お地蔵様が祀られている祠(ほこら)には必ず卍が彫られています。これも魔除けです。
インド料理店の出入り口を注意深く見て下さい。卍が出入り口の境界に描かれていることがよくあります。風水術は中国大陸だけではなく、古くから世界中に広がっています。
家相風水の教室では、もちろん卍を有効に使う方法もお伝えします。
現在でも、インドの風水術のひとつとして卍は用いられています。
その方法は、建物の境界線上に卍を描くというもので、古代魔術の残り香がふんわり漂います。
さて、話は変わります。道祖神(どうそじん)の代わりにもなっている地蔵尊(じぞうそん)ですが、お地蔵様が祀られている祠(ほこら)には必ず卍が彫られています。これも魔除けです。
インド料理店の出入り口を注意深く見て下さい。卍が出入り口の境界に描かれていることがよくあります。風水術は中国大陸だけではなく、古くから世界中に広がっています。
家相風水の教室では、もちろん卍を有効に使う方法もお伝えします。
後天八卦と先天八卦、丙午の女というジンクス

形勢派では、後天八卦のみならず、先天八卦でも人の象意を見ることがあります。
例えば南に殺気があれば、普通は後天八卦を見ますので影響を受ける人は中女となります。
その時、中女だけならまだしも、父にあたる人(一番年上の男の人)に悪い影響が及ぶこともあります。
家族の中でお父さんと娘さんが立て続けに病に伏したり災いを受けたりするという最悪のパターンのひとつです。このような運命は変えるべきものです。
どうして父(一番上の男の人)に影響があるのかというと、それは南が先天八卦の乾だからです。
なお、エネルギッシュな人の場合(例えば命占などで強い運気上にいる場合。これも強い運気上だけとは限らない)、たとえ悪い影響を受けたとしても少なくて済むことがあります。
これは、生まれ年と殺気の方位が関係しています。
例えば戌年生まれは戌方位と辰方位からの殺気には弱いのです。
地支の象意が自分の生まれ年にかかっている場合、同じ方位と冲する方位からの影響を受けてしまいやすいのです。
午年生まれが注意すべき点がここにあります。つまり、午年生まれの男女は南からの煞気の影響を受けやすく、立場が父(一番年上の男の人)や中女になりやすいからです。
このような古論の発見が今も伝わり残っています。いわゆる「丙午年生まれの女性にまつわる火事や不運にまつわるジンクス」です。ことわりを知っていれば、この話が元々は後天八卦方位と形勢化煞から始まったことが容易に推測できます。
実際には、丙午年というよりは丙午日の方がより当てはまっており、また現代は昔とは違い、丙午日に生まれた女性は、活動的で自立した、社会で活躍する、などといった読み取りの方がしっくりきます。
例えば南に殺気があれば、普通は後天八卦を見ますので影響を受ける人は中女となります。
その時、中女だけならまだしも、父にあたる人(一番年上の男の人)に悪い影響が及ぶこともあります。
家族の中でお父さんと娘さんが立て続けに病に伏したり災いを受けたりするという最悪のパターンのひとつです。このような運命は変えるべきものです。
どうして父(一番上の男の人)に影響があるのかというと、それは南が先天八卦の乾だからです。
なお、エネルギッシュな人の場合(例えば命占などで強い運気上にいる場合。これも強い運気上だけとは限らない)、たとえ悪い影響を受けたとしても少なくて済むことがあります。
これは、生まれ年と殺気の方位が関係しています。
例えば戌年生まれは戌方位と辰方位からの殺気には弱いのです。
地支の象意が自分の生まれ年にかかっている場合、同じ方位と冲する方位からの影響を受けてしまいやすいのです。
午年生まれが注意すべき点がここにあります。つまり、午年生まれの男女は南からの煞気の影響を受けやすく、立場が父(一番年上の男の人)や中女になりやすいからです。
このような古論の発見が今も伝わり残っています。いわゆる「丙午年生まれの女性にまつわる火事や不運にまつわるジンクス」です。ことわりを知っていれば、この話が元々は後天八卦方位と形勢化煞から始まったことが容易に推測できます。
実際には、丙午年というよりは丙午日の方がより当てはまっており、また現代は昔とは違い、丙午日に生まれた女性は、活動的で自立した、社会で活躍する、などといった読み取りの方がしっくりきます。
形勢論から導かれた霊道

形勢派にも、きちんとした理(ことわり)があります。
そのひとつとして、霊道論があげられます。
オバケや幽霊の出入り口である霊道。
この論を手本にすれば、極端な話、幽霊が出る家や場所を簡単に作ることができます。
実際には、幽霊やオバケの出る建物に困っているクライアントからの依頼があった場合、その原因を突き止め、建物を改善させることができます。
この論を卍易と併用することで、確実に問題を仕留めることができますので、大変助けになる理論でもあります。
さて、ここでお話ししたいのは、霊道のあるお家は本来は凶とされていますが、大きな目で見れば一概にそうとは言えないかも知れないということです。
愛すべき我が卍易日者のひとりに、霊道の家で生まれ育った方がおられます。
彼女は生まれながらにして霊感があり、さまざまな霊が見えます。ですので霊の災いに関して、その対処は得意中の得意です。
生まれながらのゴーストバスターですね。
また、霊道以外でも煞気の多い家に生まれ育てば大変苦労して生きることになり、そのことが人助けに必要な深い仁愛の心を自然に持つ人格を作り上げる手助けになることがあります。苦労を知れば他人の痛みがわかる人になるという理屈です。
つまり、霊道のある家が一概に凶と言えないのは「災いが福に転じることがあるから」なのです。
もちろん、住む人の生命力が弱い場合は命に関わることがありますので霊道は鎮めた方が良いという前提のお話です。
これら霊道に関しても、形勢派に古くからの論があります。
続きは家相風水教室で。
ご連絡は090-9165-3713 一蝶まで。家相風水の教室の件でとおしゃって下さい。
そのひとつとして、霊道論があげられます。
オバケや幽霊の出入り口である霊道。
この論を手本にすれば、極端な話、幽霊が出る家や場所を簡単に作ることができます。
実際には、幽霊やオバケの出る建物に困っているクライアントからの依頼があった場合、その原因を突き止め、建物を改善させることができます。
この論を卍易と併用することで、確実に問題を仕留めることができますので、大変助けになる理論でもあります。
さて、ここでお話ししたいのは、霊道のあるお家は本来は凶とされていますが、大きな目で見れば一概にそうとは言えないかも知れないということです。
愛すべき我が卍易日者のひとりに、霊道の家で生まれ育った方がおられます。
彼女は生まれながらにして霊感があり、さまざまな霊が見えます。ですので霊の災いに関して、その対処は得意中の得意です。
生まれながらのゴーストバスターですね。
また、霊道以外でも煞気の多い家に生まれ育てば大変苦労して生きることになり、そのことが人助けに必要な深い仁愛の心を自然に持つ人格を作り上げる手助けになることがあります。苦労を知れば他人の痛みがわかる人になるという理屈です。
つまり、霊道のある家が一概に凶と言えないのは「災いが福に転じることがあるから」なのです。
もちろん、住む人の生命力が弱い場合は命に関わることがありますので霊道は鎮めた方が良いという前提のお話です。
これら霊道に関しても、形勢派に古くからの論があります。
続きは家相風水教室で。
ご連絡は090-9165-3713 一蝶まで。家相風水の教室の件でとおしゃって下さい。