風水入門 その2
風水や占いを体系的に学ぶ方法
易や風水を体系的に学ぶ機関は色々ありますが、現在そのほとんどは小さなものばかりです。
占いで有名な高嶋易断は大きな組織です。恐らく、暦などの販売で経営母体が大きいことがその理由でしょう。
高嶋易断は、たしか周易(しゅうえき)と気学(きがく)がメインだったと思います。
ですので風水はやっていないのではないでしょうか?
その代わり家相を教えているかも知れません。詳しいことは、調べていないのでわかりません。
この団体は、明治の易聖(えきせい)と呼ばれた高嶋呑象(たかしまどんしょう)から、彼の死後、高嶋という名前を採用しています。
このことから、高嶋易断は呑象が用いていた周易を使っていると思います(ちなみに高嶋易断は呑象本人とは無関係とのことです)。
他のページ「占い入門」や「風水入門その1」には、占いと風水の歴史や分類も書いていますが、体系的に両方を学ぶのであれば、それぞれの流派で学ぶ方法があります。
風水の場合、自分の師匠筋(台湾人や中国人)をHPなどに書いている人がいれば、本流を汲んでいる風水師の可能性が大きいです。しかし、その人に師匠がすべての技術を教えてくれたかどうか(知っているかどうかも含めて)は、運任せになります。時には何年も師匠についていていたのに、結局教えることなく師匠が亡くなってしまったなどという洒落にならないこともおきます。
では、独学ではどうか?
現在日本で最も多い命術の風水に、元空飛星(げんくうひせい)という流派があげられます。この流派は世界的に風水のメインストリームともなっています。英語でフライングスターと呼ぶ人もいます。
玄空飛星は独学でも学びやすく、著者の違う本を数冊読みこなせばかなりの技術が身につきます。面白いことに、同じ玄空飛星の本でも著者によって秘密にしている箇所がバラバラで、数をこなして何冊も読みこめば互いに補完しあう関係になっていることに気がつくでしょう。
また、師匠についてこれを学ぶのであれば、四柱推命(ただし中国式)も一緒に教えているところが良いでしょう。なぜなら、元空飛星と四柱推命は同じ命術(めいじゅつ)だからです。教える占い師が2つを学んでいるのであれば、占いと風水を組み合わる秘訣やポイントを教えてくれるはずだからです。同じ流派の命術を一緒に習えば、それぞれの命術が起こす矛盾の解決法も知っている可能性が大きいでしょう。
伝統的な流派の師匠から学ぶメリットがここにあります。これは独学では限界があります。
以上が体系的に学ぶ場合のメリットとデメリットになります。
占いで有名な高嶋易断は大きな組織です。恐らく、暦などの販売で経営母体が大きいことがその理由でしょう。
高嶋易断は、たしか周易(しゅうえき)と気学(きがく)がメインだったと思います。
ですので風水はやっていないのではないでしょうか?
その代わり家相を教えているかも知れません。詳しいことは、調べていないのでわかりません。
この団体は、明治の易聖(えきせい)と呼ばれた高嶋呑象(たかしまどんしょう)から、彼の死後、高嶋という名前を採用しています。
このことから、高嶋易断は呑象が用いていた周易を使っていると思います(ちなみに高嶋易断は呑象本人とは無関係とのことです)。
他のページ「占い入門」や「風水入門その1」には、占いと風水の歴史や分類も書いていますが、体系的に両方を学ぶのであれば、それぞれの流派で学ぶ方法があります。
風水の場合、自分の師匠筋(台湾人や中国人)をHPなどに書いている人がいれば、本流を汲んでいる風水師の可能性が大きいです。しかし、その人に師匠がすべての技術を教えてくれたかどうか(知っているかどうかも含めて)は、運任せになります。時には何年も師匠についていていたのに、結局教えることなく師匠が亡くなってしまったなどという洒落にならないこともおきます。
では、独学ではどうか?
現在日本で最も多い命術の風水に、元空飛星(げんくうひせい)という流派があげられます。この流派は世界的に風水のメインストリームともなっています。英語でフライングスターと呼ぶ人もいます。
玄空飛星は独学でも学びやすく、著者の違う本を数冊読みこなせばかなりの技術が身につきます。面白いことに、同じ玄空飛星の本でも著者によって秘密にしている箇所がバラバラで、数をこなして何冊も読みこめば互いに補完しあう関係になっていることに気がつくでしょう。
また、師匠についてこれを学ぶのであれば、四柱推命(ただし中国式)も一緒に教えているところが良いでしょう。なぜなら、元空飛星と四柱推命は同じ命術(めいじゅつ)だからです。教える占い師が2つを学んでいるのであれば、占いと風水を組み合わる秘訣やポイントを教えてくれるはずだからです。同じ流派の命術を一緒に習えば、それぞれの命術が起こす矛盾の解決法も知っている可能性が大きいでしょう。
伝統的な流派の師匠から学ぶメリットがここにあります。これは独学では限界があります。
以上が体系的に学ぶ場合のメリットとデメリットになります。
学んできたことからの考察
ちなみに私の場合、ほぼ独学で学んできました。占いも風水も卜術をメインにしています。
卜の主流である易の場合も、細かく流派が分かれています。
易占のメインストリームは周易(しゅうえき)です。その他には断易(だんえき)、五行易(ごぎょうえき)、梅花神易(ばいかしんえき)などがあります。それぞれ答えの出し方が違います。
この辺はちょつとややこしくて、同じ断易でもさらに流派が別れており、答えの出し方や読み取りの方法がまるで違っていたりします。
そうなってくると、どの流派が正しくてどの流派が間違いだとかの判断もできなくなります。
これらのことから、まずは他の流派のことをニセモノ扱いするような人からは、学ぶことも少ないとわかります。それは、教える人の知識不足に加え、その人の状態が今はまだ誰かと競争している状態、つまりタオ的にバランスしていないことがうかがえるからです。
こういったことは、他のどのような仕事でも同じですね。そうやって、まずは立ち居振舞いから先生となる人に教える資質があるかどうかを判断することも大切です。伝える側と受けとる側の相性もあると思います。
どのような技術も、知らないことは知らないと、きちんと言えるかどうか、これは伝える側の資質として重要なことです。師は尊敬すべき存在ですが、師の方も弟子に愛情がないとうまくいきません。
さて、易のうち、もっとも体系的に作られているのは周易だとお話しました。いわゆる易学(えきがく)の中心にすえられているものです。
明治から昭和にかけて、昔は政治家や経営者らが有名な易者、つまり易学の大家である先生の開催する勉強会に参加したりしていました。周易から処世術や帝王学を学ぶわけです。平成の今はそういった勉強会はごくごく希にあるぐらいでしょう。
大きな本屋さんで、占いのコーナーではなく、中国歴史や東洋思想のコーナーに行けば、易学の書物が見つかります。そういった表に出ている人は、ほぼ学者さんで、長く周易をやってきた人です。
ただ、周易は生き方としては大変立派で素晴らしいのですが、占いとしての精度に欠ける部分が多くあるのも事実です。生き方というか先人の人生哲学に寄っているきらいがあります。これは、周易が儒教の影響を受けていることがその理由です。面白いですけどね。
私が卍易を始めたのは、周易より精度のある断易をやって、さらにそこから卜の風水術を加え、まとめることができたからです。断易や五行易には卜の風水術はそもそも存在していません。占いの読み取りだけです。
卜の主流である易の場合も、細かく流派が分かれています。
易占のメインストリームは周易(しゅうえき)です。その他には断易(だんえき)、五行易(ごぎょうえき)、梅花神易(ばいかしんえき)などがあります。それぞれ答えの出し方が違います。
この辺はちょつとややこしくて、同じ断易でもさらに流派が別れており、答えの出し方や読み取りの方法がまるで違っていたりします。
そうなってくると、どの流派が正しくてどの流派が間違いだとかの判断もできなくなります。
これらのことから、まずは他の流派のことをニセモノ扱いするような人からは、学ぶことも少ないとわかります。それは、教える人の知識不足に加え、その人の状態が今はまだ誰かと競争している状態、つまりタオ的にバランスしていないことがうかがえるからです。
こういったことは、他のどのような仕事でも同じですね。そうやって、まずは立ち居振舞いから先生となる人に教える資質があるかどうかを判断することも大切です。伝える側と受けとる側の相性もあると思います。
どのような技術も、知らないことは知らないと、きちんと言えるかどうか、これは伝える側の資質として重要なことです。師は尊敬すべき存在ですが、師の方も弟子に愛情がないとうまくいきません。
さて、易のうち、もっとも体系的に作られているのは周易だとお話しました。いわゆる易学(えきがく)の中心にすえられているものです。
明治から昭和にかけて、昔は政治家や経営者らが有名な易者、つまり易学の大家である先生の開催する勉強会に参加したりしていました。周易から処世術や帝王学を学ぶわけです。平成の今はそういった勉強会はごくごく希にあるぐらいでしょう。
大きな本屋さんで、占いのコーナーではなく、中国歴史や東洋思想のコーナーに行けば、易学の書物が見つかります。そういった表に出ている人は、ほぼ学者さんで、長く周易をやってきた人です。
ただ、周易は生き方としては大変立派で素晴らしいのですが、占いとしての精度に欠ける部分が多くあるのも事実です。生き方というか先人の人生哲学に寄っているきらいがあります。これは、周易が儒教の影響を受けていることがその理由です。面白いですけどね。
私が卍易を始めたのは、周易より精度のある断易をやって、さらにそこから卜の風水術を加え、まとめることができたからです。断易や五行易には卜の風水術はそもそも存在していません。占いの読み取りだけです。
風水を学ぶには、どのように探せば良いのか?
それでは、いったい何を学べば、どの流派を学べば良いのか?
また、どのようにして学ぶ場所や師匠を見つければ良いのか?
確かな方法がひとつあります。
先ほどもお伝えしたように、風水も占いもそれぞれの流派において、なかなか教えない秘密というものが昔からあります。
このような秘密を素直に教えてくれる所は大変少なく、ある人には教えてある人には教えない、そういったこともあります。これは師匠の好き嫌いや、弟子がどれだけの金額と時間を費やしたかによって違ってきます。今でもそのようなことが普通におきています。なぜなら、情報を言ったん公開してしまうことは、自分の財産をまるまる譲ることと等しいからです。現代で言えば学問というよりは企業の考えに近いです。できるだけ技術の流出を避けたいのです。
伝統的な流派や大きな団体では、内部でも競争がありますのでこのようなことも起こりやすく、全員が同じだけ知ることが出来ないのは、致し方がないとはいえ、術者全体から見ればデメリットであるといえます。
話を戻します。
それではひとつ、いったい誰から学ぶと良いのかを明確にする簡単な方法をお伝えします。
それはまず、術者の実力を知るために鑑定してもらうことです。
そうやって、こっそりと相手の腕を試してみます。
もし占術に実力があれば、過去や未来を当てる事ができます。
風水術に実力があれば、その術によって人生に良い変化が起きるでしょう。
このような実力のある人は、自分の師匠から何かの秘密を教えてもらったか、実践や研究や気づきから何かの秘密を知ったはずです。
そうして、そのような人から学ぶことです。私もいきなり教えて欲しいという人には、それよりもまずは卍易を体験してみませんかと言っています。デモンストレーションを見てから判断した方が納得出来るから良いと思っています。
術が信頼出来るかどうかを確かめること。
学ぶ上でも、それが上手な術者になる近道になります。
ただひとつ、生まれついて持っている霊感を使っている人からは、霊感の秘密を知ることはほぼ不可能です。昔、マッチ占いをしている方がいらっしゃいました。その人は手相を見るのですが、マッチを擦って火をともし、手のひらを見ていました。ですが、彼女の場合は手相を見ているというより、手のひらにイメージが浮かんで色んなことが分かるという、霊感の占いでした。これは生まれついての霊感ですので、彼女だけのオリジナルです。
生まれついての人霊感持ちの人には、霊感を伝授する体系がありません。
もし霊感を磨きたい場合は、これは五術で山を知っている人につく必要があります。道術や神仙術の他、実は形を変えてはいます気功は五術の山なのです。これを知っている人はほとんどいません。中国が共産体制に変わってから山術を科学的に解明しようとし、90年代に法輪功の弾圧によって、気功の研究全体にまでブレーキがかけられました。それまでは、気功は国をあげてさかんに研究されてきました。西洋医学が元は魔術から発祥したように、気功の元は仙人になる術から発展したものです。
気功の他にはレイキやディクシャなどのように、伝授する仕組みがあれば、霊感を身につけることは簡単です。伝授を受けた上で、ある程度まで自分で力を付けていくことで霊感が身につきます。ヨガではクンダリーニーヨガが霊感を身につける体系だった技術です。師匠や先生の元で学ぶ場合、石の上ではありませんが目安として最長3年ぐらい続けてみて何の変化もなければ、学ぶ人を変えた方が良いでしょう。そのやり方は自分に向いていないか、先生との相性がダメかのどちらかでしょう。自分には才能がないと諦めてしまわないようにしましょう。
さて、卍易の場合は、易のことわりをやるのですが、これを続けることである時を境に霊感に縁がつき始めます。現実的な問題がやって来て、それを卍易の術でもって乗り越えることで、霊感との縁がつくきっかけになる人もいます。これをタオに縁がついたと呼んでいます。そうすれば、いよいよ道が開けその奥に進むことができるようになります。
また、どのようにして学ぶ場所や師匠を見つければ良いのか?
確かな方法がひとつあります。
先ほどもお伝えしたように、風水も占いもそれぞれの流派において、なかなか教えない秘密というものが昔からあります。
このような秘密を素直に教えてくれる所は大変少なく、ある人には教えてある人には教えない、そういったこともあります。これは師匠の好き嫌いや、弟子がどれだけの金額と時間を費やしたかによって違ってきます。今でもそのようなことが普通におきています。なぜなら、情報を言ったん公開してしまうことは、自分の財産をまるまる譲ることと等しいからです。現代で言えば学問というよりは企業の考えに近いです。できるだけ技術の流出を避けたいのです。
伝統的な流派や大きな団体では、内部でも競争がありますのでこのようなことも起こりやすく、全員が同じだけ知ることが出来ないのは、致し方がないとはいえ、術者全体から見ればデメリットであるといえます。
話を戻します。
それではひとつ、いったい誰から学ぶと良いのかを明確にする簡単な方法をお伝えします。
それはまず、術者の実力を知るために鑑定してもらうことです。
そうやって、こっそりと相手の腕を試してみます。
もし占術に実力があれば、過去や未来を当てる事ができます。
風水術に実力があれば、その術によって人生に良い変化が起きるでしょう。
このような実力のある人は、自分の師匠から何かの秘密を教えてもらったか、実践や研究や気づきから何かの秘密を知ったはずです。
そうして、そのような人から学ぶことです。私もいきなり教えて欲しいという人には、それよりもまずは卍易を体験してみませんかと言っています。デモンストレーションを見てから判断した方が納得出来るから良いと思っています。
術が信頼出来るかどうかを確かめること。
学ぶ上でも、それが上手な術者になる近道になります。
ただひとつ、生まれついて持っている霊感を使っている人からは、霊感の秘密を知ることはほぼ不可能です。昔、マッチ占いをしている方がいらっしゃいました。その人は手相を見るのですが、マッチを擦って火をともし、手のひらを見ていました。ですが、彼女の場合は手相を見ているというより、手のひらにイメージが浮かんで色んなことが分かるという、霊感の占いでした。これは生まれついての霊感ですので、彼女だけのオリジナルです。
生まれついての人霊感持ちの人には、霊感を伝授する体系がありません。
もし霊感を磨きたい場合は、これは五術で山を知っている人につく必要があります。道術や神仙術の他、実は形を変えてはいます気功は五術の山なのです。これを知っている人はほとんどいません。中国が共産体制に変わってから山術を科学的に解明しようとし、90年代に法輪功の弾圧によって、気功の研究全体にまでブレーキがかけられました。それまでは、気功は国をあげてさかんに研究されてきました。西洋医学が元は魔術から発祥したように、気功の元は仙人になる術から発展したものです。
気功の他にはレイキやディクシャなどのように、伝授する仕組みがあれば、霊感を身につけることは簡単です。伝授を受けた上で、ある程度まで自分で力を付けていくことで霊感が身につきます。ヨガではクンダリーニーヨガが霊感を身につける体系だった技術です。師匠や先生の元で学ぶ場合、石の上ではありませんが目安として最長3年ぐらい続けてみて何の変化もなければ、学ぶ人を変えた方が良いでしょう。そのやり方は自分に向いていないか、先生との相性がダメかのどちらかでしょう。自分には才能がないと諦めてしまわないようにしましょう。
さて、卍易の場合は、易のことわりをやるのですが、これを続けることである時を境に霊感に縁がつき始めます。現実的な問題がやって来て、それを卍易の術でもって乗り越えることで、霊感との縁がつくきっかけになる人もいます。これをタオに縁がついたと呼んでいます。そうすれば、いよいよ道が開けその奥に進むことができるようになります。