仲屋風水デザイン
台中で、もてなしを受けて観光する台湾チームによる台北と台中の旅も後半にさしかかりました。 翌日は台北から台中へと移動します。 台北以外の情報はまだまだ少なく、台中は特に情報発信者が限られています(2018年現在)。おそらく過ごしやすさでいえば、台北より台中なんですね。台北より全体的にのんびりしています。 台北駅から台中の新幹線に乗って2時間半、大阪から名古屋ぐらいの距離にあります。 台中に向かう朝、新幹線に乗る前にひとまず龍山寺にお参りに行くことにしました。 ありがたいことに、4プラスホテルはチェックアウトの後なのに昼まで荷物を預かっていてくれます。 それで、もう一カ所多く観光することができました。 新幹線の時間が気になっていたのか、今ひとつ神聖な気分になれず。 どうしてかなぁと、ぼんやり考えていると、龍山寺の寺女?おばあさんが「さっさとしなさい」的な感じで私が手に持っているロウソクをひったくり、勝手にかたしてしまいました。火をつけたばかりなのに!ちょっとビックリしましたが、何だか困った人だなぁと思いつつも、できるだけ気にしないよう、神様の像に向かって手を合わせました。 イライラしている人には構わず、集中しなければね。その後は、少し境内でのんびり涼しくできました。彼女はもしかしたらロウソクをどこにさせば良いのか迷っているのを見てイライラしたのかもしれませんし、あるいは良かれと思って強引に手伝ってくれていたのかも知れません。あるいは単に観光客が嫌いだったのかもしれません。 ただ、イライラしている人の理由などというものは、当の本人も分っていないことが多いものです。 そして、同時に私の中でちょっと何かがずれていることが分りました。そういえば昨日、ホテルでお守りを落としてしまい、H先生が気づいて拾い、届けてくれました。どうも少し疲れてきています。 ササッと観光を済ませ、新幹線へいったん宿へ戻り、いよいよ台北駅から新幹線に乗って台中へと向かいます。 ところが一台目のタクシーは、まっすぐ台北駅へと向かうよりもっと良い方法があると、あれやこれや言っています。できるだけ長く乗せたいのは分りますが、時間がありません。 取りあえずタクシーの運ちゃんが積み込んだ台湾チームの旅行鞄を車のトランクから引っ張り出し、ごめんね他のタクシー使うからと、さよならして次のタクシーを拾います。運ちゃんはあっけにとられてみていました。メーターで指示したところに行くだけができないとは何ごとだと、少しイライラしているのが自分でも分かります。龍山寺から、ちょっとタイミングがおかしい感じです。いかんいかん、タオと共にあらねば。 台中へ到着。そしてチェックイン。新幹線のチケットは、日本でうまく予約できていなかったというトラブルがありましたが、事なきをへて新たにチケットを買い直しました。といっても私は見ているだけでしたが。 ただ、実に残念なことに、楽しみにしていた駅弁が売り切れてしまっていました。急いでお昼ご飯の代わりになるものを買った後は、列車に乗り込みます。 お昼を車内で摂った後は、少し居眠り。隣のH先生は、のんびりマイペースを崩しません。さすがです。 今回の台中メインは、H先生。新光三越の日本フェアに作品が展示されるとのことでの台中入りです。 目を覚ませばはや台中。 台中駅周辺は、空広くまだ何もない場所。きっと20年後にはもっと建物でいっぱいなのでしょう。 到着後は、さすがに台湾チーム疲れが出ています。 「ちょっと一服してきますね」たばこがどうしても吸いたくなった私は、喫煙所を探しにウロウロ。 と、その時おばちゃんタクシードライバーが「タクシー!?」と声をかけてきました。 「今、お友達待っているからまた今度ね」と、私はily(イリー)を使って断わり、一服できる場所へ。 M社長はわざわざタピオカミルクティーをあちこち探し回ってくれていました。ところがどこにも売っていません。 H先生はその間、ひとりで待ちぼうけ。 台湾チーム、息が合わずに乱れはじめてきています。疲れていたのですね。 一服後、ようやく集合してタクシー乗り場へと進む台湾チーム。 すると、さっきのおばちゃんドライバーが待ち伏せていました。 今度は静かにニヤリと笑い「タクシー?」 「あぁ、この人ずっと私達を狙っていたのか・・・」と説明ともつかずに独り言の私。 おばちゃんタクシーはニコニコとエレベーターに一緒に乗り込みます。 「まぁこの人に任せましょう」と、私。結構朝からのタクシートラウマをみんな引きずっています。 「もう交渉する気力も無い・・・」 「・・・」 ところがこのおばちゃんドライバー、並みいる敵をばったばったとなぎ倒していきます。 「ヘィ、タクシー!?」おっちゃんドライバーが私達に声をかける度、おばちゃんは「〇☐△!!」と、何やら現地語で大声で言い返します。すると、いそいそとおっちゃんドライバーは退散していきます。 「この人、スゴイやり手ですね・・・」 台湾チーム、おばちゃんの勇猛さに舌を巻きつつ、タクシーに乗り込みました。 台湾旅行中、最も安全運転で、安心した気持ちで移動できたのが、このおばちゃんドライバー。この人、かなり良い運転手です。ただ、トランクに荷物を入れてもらう時、かがんだ拍子に胸ポケットに入れていた車のキーを落っことしてしまい、H先生が見つけるまで10分ほどオロオロしていましたが・・・ 「もう胸ポケットにキー入れたらあかんよ」と、H先生はやさしくおばちゃんに諭しながら鍵を渡します。 「オー!シェイシェイ!サンキュー!」と、ニコニコしながらおばちゃんはキーを受け取りそのまま胸ポケットへ。キーが見つかった喜びに加えて、思わず吹き出してしまいました。 「この人、キーまた胸ポケットに入れてはる・・・」H先生の言葉に、もう一度笑ってしまいました。台湾は中国語ですから、日本語は基本的に通じません。ところが、H先生はどうも姿から見分けがつかないので、旅中ずっと日本語で普通に話しかけます。思えば小神仙の時からそうでした。ニューヨークとパリに住み、英語もフランス語もできるので、なおさらおかしいのです。 「だって、この人ら日本人そっくりやもん。」とH先生。 そしてこのことが、旅をずいぶん和ませてくれるのでした。 台中のホテルでまずは休息をチェックイン後は、すぐにH先生とM社長&Aちゃん一行はそのまま台中三越へ。アイリーンさんに会いに行きます。私は少し足が痛くなっていたので、お土産を預け、部屋で一休みすることに。できれば晩ご飯をご一緒しましょうと2時間ばかり眠ることにしました。タフだなぁ。 部屋のエアコンを触ってみると、16度よりももっと低く設定できます。え?これは面白いぞ。一体どこまで下げることができるのか、設定温度をどんどん下げていきました。すると0度まで下げることができたのです。 「これじゃぁ凍ってしまうよ・・・」と、私は独り言をつぶやき、浴槽にお湯を張り、お風呂に浸かりました。なんという湯船の素晴らしさ!4プラスホテルではシャワーしかなかったのです。 やはり湯船に浸かることは、血行を促進して疲れを取り払い、元気を取り戻す簡単で優れた方法なのだと、あらためて思いました。 その後、25度に設定しなおした部屋で足のストレッチをし、1時間ばかり眠ることにしました。 アイリーンさん、お土産喜んでいるかなぁ・・・ 結局、その日の夜はケンタッキーフライドチキンを食べることになりました。日本でもずっと食べていないので久しぶりです。ご飯がついていて、ルーローハン(豚丼のような食べ物)的に、チキンを乗っけて食べるとなかなかいけました。少ししか食べなかったけど・・・。持ち帰りにして、冷蔵庫に入れておきましたが、結局捨てることになりました。
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